海岸寺 2・・・・。

 

巡り来る朝の光の一刻よ

            春の兆しの温もりを知る

 

 

患いて床伏す友の白き頬

            ひとすじ光る涙あり

 

 

狂いたる気温の変化ままならず

         ただ只管に春の恵み待つ

 

 

朝まだきウグイスの声聴こえけり

        春の息吹を奏でる如く

 

 

雨の日は人が恋しくなり候

      想い届けと 詩詠うなり

 

 

わけもなく尖り苛立つ日々のあり

        病は友と思えというが

 

 

一言の優しき言葉にふと和む

        愁いし心いつしか消えて

 

 

木枯らしに背を押されゆく如月の 

             歩道の隅で落ち葉踊りて 

 

 
2009.02.05 (08.10.19)