風の駅

 

不安な夜を

夥しい疲労を

全て

オブラートに包んで飲み込んだら

苦味が

喉に引っかかりながら

喉奥へ落ちていった

萌黄色の山を渡っていく風に

かずかずの苛立ちを託し

そっと見送った雨の午後

 

ワタシの影を

地上に写しながら

遠い街へ旅にでよう

見知らぬ風の駅に降り立てば

ワタシの明日は

きっとみつかる