西の果ての海の砂浜に

仰向けになって寝転ぶと

五感の全てが

空に吸い込まれた

そして

体も心も

海の青に染まった

 

 

ひたひたと押し寄せていた

常の日の虚無感が

白い波とともに

沖へ沖へと

流されていく

このまま

この体も

沖へ沖へと

ドンブラコドンブラコ

流れていってしまえばいいのに

 

あ〜いけない

味わっている

束の間の幸せを

大事に抱えなければ

 

2009.05.25