「お昼は何にしますか」

「そうね・・うーーん何にしようか」

海産物がいいね・・といって連れて行ってもらったところは、

朝市の一角にある 「むらかみ」 でした。

 

雪がだんだんと酷くなってきた。

でも、そんな雪の中を歩くのはとても楽しい。

ナナタンさんの滑り止めのお陰です。

朝市が終えて、商店は店じまいのよう。

 

 

「むらかみ」では、夫さんは、ウニ丼・・私・・えび丼。。あったかあい味噌汁は

お変わり自由。冷えた体に温かい味噌汁は・・旨かったです。

食事を終えて外にでようとすると、朝市の片づけで、路はぐしゃぐしゃ、雪と水で、

なんと。。歩きにくいこと・・・。

 

寒い寒いと乗り込んだ車は、

ハリスト正教会へ、その傍には

ちゃちゃ坂と呼ばれる坂があった。

ちゃちゃとは、おじいさんのことで、

お爺さんが背中を丸めるようにして登る坂

だから、ちゃちゃ坂と言われているとか。

急勾配の路を若い二人連れが登ってきた。

私たちにはとても・・歩けないわ。

滑って降りたほうがはやそうね

 

坂から、左手を見ると、ハリスト正教会の鐘楼

が雪の降りしきるなかに、

華麗な姿を見せていた。日本で最初の

ギリシャ正教会。

通称ガンガン寺の名で親しまれていると言う。

 

 

現在の建物は、大正5年に再建されたものだとか。大小5つの鐘が独特の

音とリズムを奏でると言ったけれど・・・聴けなかったのです。

 

そして・・こんなに雪が降っていたのに、

車でぐるット回って、ハリスト正教会の

正門の方へ行ったときには、雪はあがって、

真っ青な空。たった10分ほどの間に

めまぐるしく、天候が変って

青空の中に、白い聖堂が

っきりと、浮かび上がっていました

 

この中へ入ると、聖画像が見られると言ったけれど、靴の脱ぎ履きが

大変なので。。断念してしまった。

 

凄い綺麗な建物でした。

教会のそばにあった旧函館地区公会堂、

何回も塗りなおされたのだそうですか。

今のこの黄色の建物の色が、最初の色だと

分かったのだということでした。

 

もう時間が迫ってきました。

後一箇所・・何処かへよろうと・・そうそう赤レンガの明治館行きたいね

 

はこだて明治館は、旧函館郵便局跡

おるごーる・やガラス工芸品を扱う、

ショッピング街となっている。

色とりどりの、ガラス工芸品は、

見ているだけでも、楽しい。

ここで一つだけ・・買った。フットライト。

 

 

疲れたねえ・・とカフェテラスで一休み。

甘いケーキとコーヒーを頂きながら。Nさんが言いました。

「今度、来た時は、函館山に登りましょう。絶対来てください」

「そうね・・函館山の夜景を撮りたかったのに,撮れなかったものね」

うん・・きよう」

「そのときは、連絡してください、自分が案内したいですから」

そう、言いながら、いちまいの名刺を差し出した。

「これじゃ・・ホントウニ来るようね。」

Nさんは、娘さんが二人いること、38歳だと言うこと、函館は大好きで

ここ以外すんだことは無くて、愛する故郷なのだと言いました。

明るくて、気さくて、とても、気のつく素敵な運転手さんでした。

「じゃソロソロ時間ですね、空港へ行きましょうか」

 

空港は、夕闇に包まれ始めていて

車椅子に座った夫さんとソファに座った私は

あわただしかった3日間を

それぞれの中で思い出しながら

暮れなずむ空港をぼんやりと眺めていた。

 

 

 

雪に会いたくて。。北海道へ

暖かな日もあったけど、

吹雪く雪の中も歩けた。

鉛色の海に降る雪も見た。

 

次は。。花の季節の美瑛の広大な景色の中を

突っ走りたい。

ビュンビュンと走ってみたい