見世物小屋

1kaze

 

 

 

 

 

 

 

NHKの「日本風土記」を観ていたら、

「お化け屋敷」を放映していた、

そう言えば、子供が小さなころに「お化け屋敷」に入った記憶があるけれど、

もう、久しく、「お化け屋敷」なんて行ってないなあ、

今も各地を回っている「お化け屋敷一座」があるみたいだった。

サーカスなどがあるとその傍でお化け屋敷を開くみたいだった。

私の街にも来ないかなあなんて思ったの。

 

kkanji0026

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、遠い遠い遠い日に見た見世物小屋のことが

ふと、よみがえってきた。

子供の頃、観音寺というお寺の庭に、木下サーカスがかかると、

必ず見世物小屋がそばにあったの。

「ねこ娘」という見世物があったんです。

10歳くらいの私は、

猫娘ってどんな「モノ」なんだろうと、看板を見上げていたら、

近所の料理屋の叔母さんが居て、

「まあちゃん一緒に見ようか」と、言ったから

私は「うんうんみるみる」と言って。

叔母さんと一緒に中入った。おばさんがワタシの木戸銭を

いくら払ったのかは全く覚えていない・・・。(#^.^#)

猫になってしまったのかな?

どんなモノだろう・・そう「モノ」と思った。

入ると、立ち止まることもなく、狭い通路をそろそろと歩いて行った

見上げた板の上に

赤いリボンをして、目の大きな女の人が、

板の上を行ったりきたりしていた。

よく見ると、膝が後ろになっていた。

ええーー可哀想。。

なんでなんであんな足なの?

そう、猫の足みたいに、関節が後ろに折れていたんですよね、

「あっ猫みたい」・・・・そう思った。

まだ、小さな私は、「あっ猫」って言ってしまった。

あの人は、今、どうしているのだろう。

生きているのだろうか・・・・。あの時の年齢は

まだまだ若かった。20歳くらいだったのかなあ、

自分の 体の障害を 売り物にしていた。

売り物に、されて、いたのだろうか。

貧しかった時代には、ハンディを背負っても、生きていくためには

珍しい姿の自分を売る。

そうでもしなければ、生きていけなかっただろう。

ねこ娘だけではない、小人もいた、蛇女もいた。

見世物は、時の流れの中で、いつしか消えていったね。

家に帰り・・・

SONY DSC

SONY DSC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理屋の叔母さんに、見世物を見せられたと

母に告げたときに。。

母は、なんでそんなものを見たのよ

もう二度と見てはいけなよと。

涙流しながら私に言った。

今だから、あの時の母の気持ちが分かる・

遠い遠い日のことです。