夢の話

 

同じような夢を見ることってありませんか。

目が覚めた時に

《確か夢を見ていたな・・でも前も観たような。》

そんな思いをしたことってありませんか。

 

私は、小学校の低学年の頃から

同じような夢を度々見たのです。

あっこれおんなじ・・・・。

それは、中学生になっても、

高校生になっても見ていました。

成人してからは殆ど見ることはなくなりましたが。

 

胸に圧迫感はあるけれど、それは柔らかくて、

何故か安らぐ圧迫感。

目を上げると真っ暗・・というよりは

黒いものが覆い被さっている。

そんな感じなのです。

そして、横に目を落とすと眩しくて、

眼をパチパチさせるよう。

私は手足をばたつかせ身動きできない感じ。

そして、とても・・暑い

なんなのだろう、この夢は・・・・・と。

思い続けていました。

そして、

高校生のある夏の日に母にはじめて話たのです。

「胸苦しいけど、なんか柔らかくてさ、上は真っ黒でネエ。

下は白くてまぶしいのね。。

そんな夢をときどきみるんだ」・・・と。

すると母は、しばらく考えていたけれど。

【きっとそれは二歳の記憶かもしれないよ】というのです。

私の二歳の記憶!!!

そんなことってあるのだろうか。

母は養女で、

時々実母に会いに行っていたそうです。

実母も再婚していて、二人が会うのは、

畑の中の一本道だったとのことでした。

 

暑い夏の昼下がりに,母は私を背負い

黒い傘を日傘代わりにし、

白い道で,実の母と話しをしていたのだとか。

夢の通りの感覚が母の口から零れたのです。

暑い・ 圧迫・ 黒・ 白・ 眩しい・・この五体感が、

私の心の中に埋め込まれ、夢を見たのでしょうか。

本当に二歳の時の夏のある日の情景だったのかしらね。

 

あまりに暑い日が続いたので、

遠い昔の母との会話を思い出したのです。

 

2001.07.19