玉子ちゃんと一代目のマルチーズのラン

:

我が家の猫物語

 

HPの猫ちゃんを見いて、

我が家に飼われたネコちゃんたちを

思い出してしまいました。

私の家は、ネコちゃんを飼うと、

皆一年以内で死んでしまっていたのです。

今まで、

天の輔・ ハナクロ・ みーこ・ ラサ・ 玉子・ という

五匹のネコちゃんを飼ったのだけれど、

皆、死んでしまったのです。

それも、みんな、一年位で、急に居なくなったり、

毒を飲んだり、病気になったり、

交通事故に遭ったり・・・

みんな、みんな死んでいってしまいました。

最後に飼ったネコちゃんが、

ベリネーズという種類の玉子ちゃんだったのです。

とても、賢い玉子ちゃんは、

必ず私のベッドで一緒に寝ていました。

台所へ入ってはいけないと言うと、

ギリギリの敷居の所で踏ん張って、

入ってこようとしませんでした。

とても可愛かった。

あの、喉をゴロゴロ鳴らすのを聴くと

「そうかそうか」と

喉を撫ぜてあげたものでした。

 

玉子ちゃんが亡くなったのは、

数年前の秋口のことでした。

残業している私を息子が迎えに来て、

息子が、低い小さな声で言いました

「落ち着いてきいてよな、。玉子が交通事故に遭ったんだ、

でも、きれいだったよ、」・・・と。

そしてね、弟と二人で、

もう、埋めてあげて、お線香も立てたよ・・・と。

「どうして私が帰るの待っていてくれなかったの。

私も最後のお別れしたかったのに」というと、

「そうか、でも早く埋めてあげたほうがよかったと思って」

と言ったのです。

私は 会わせてくれなかったことを、

とても怒りました。「どうしてよう〜」と

何回も言ってしまったのです。

私は、埋められた場所へ行って暗い中、お線香をあげて、

見送ってあげなくて、ゴメンねと祈ったのです。

 

そして、二週間くらいたったときに、

近所の奥さんが・・私に、とんでもないことを伝えたのです。

「この間お宅のねこちゃん。交通事故に遭って、

あの時は、ものすごい血だらけになって、

体もぐちゃぐちゃで、めちゃめちゃで、

かわいそうだったね」・・・と。

頭をが〜んと殴られたようで

「やっぱりそうだったのか」・・・・と。

私はそのとき、私に会わせないで、

埋葬した息子の気持ちをはじめて知ったのです。

血だらけの玉子ちゃんを見たら、

きっと私が半狂乱になってしまうだろう・・・と

息子達なりに考えて、早めに埋葬したのですね。

涙流した男の子二人に葬られた玉子ちゃんは、

幸せだったろうなと思った・・・。

私は、玉子を亡くした悲しみと寂しさを、

息子の優しさで拭われた様でした。

だから、忘れられない玉子ちゃんなのです。

それ以来我が家では、

ネコちゃんが我が家へ来ると、早死にしてしまうので、

ネコちゃんのために、飼わなくなりました。

今頃、どこに生まれ変わってきているのかなあ・・と。

時々思っているのです。

たぶん、私が訪れるHPのネコちゃんたちは、、

私の家に飼われた五匹の

ネコちゃんたちの生まれ変わりかもしれませんね。

2001.09.11