自動ドアの前で あらっ

朝から、妙に気だるくて 

風邪を引いたみたいでした。

いつも飲んでいるお薬がなくなってしまったこともあって、

貰いに行かなくてはと 

雨の中 車を出しました。

罹り付けのお医者さんは とても込んでいて、

1時間ほど待ったら、

「まあちゃさ〜ん」って・・・???  

看護婦さんが 呼んでくれました。

ソット診察室のドアを開けたとたんに 

「ゴホッゴホッゴッホ〜ン」と咳。

ドクターは大きなマスクをつけて、 

お眼眼がウルウル。

私・・「風邪ですか・・」って 

いいそうになってしまって 

言葉を飲み込みました。

「心臓サンは元気かな」

「ええ・おかげさまで・・」

「ハイッ口開けてーー」といいながら 喉を診察。

「喉が赤いね 薬を出しますからチャント飲んでね 

みかん なんかも たくさん食べてよ」・・・などと。

型どおりの診察を終えて 

「 おだいじに〜 」の言葉に送り出された私は 

医院の前のスーパーへ行きました。

 

まずは、ミカンを そして、アボガド 

そのた あれも此れもと 

結構カートの中は、いっぱいになってしまったのです。

レジに並んで会計を済ませてーーーー。

大きな袋を二つ抱えた私は 

出口へ向かいました。

まっすぐ 自動ドアへ向かって歩いたのです。

しかし・・・自動ドアの前に立っても 開かない。

「うんっ開かない・・壊れているのかな」

もう一度 ドアの前で位置を変えたけれど

 【開かない】・・・・あら〜何此れ。

ドンドンと足踏みしても 開かない・・・

そしたら 後ろのほうから

「どうしたのですかあ」と言いながら 

一人の体格のいい奥様が 

大きな袋を両手に三つも抱えて近づいてきたのです。

「 このドア開かないのよ 」と言うと。

「そんなことないでしょ」と言って  

ドドン・・ まさに、ドドンという仕草で 

ドアの前に立ったのです。

ドアは・・・スルスルスル〜と開きました。

奥様が言いました。

 「開いたわよ、でもね、私の体重が重いからじゃないからねえ」

って 言いいました。

 

そして、

もう一人 近づいてきたのは。 

守衛さんでした。

「奥さん買い物の量が少ないからですよ」と言いました。

「 えっ たくさん こんなに いっぱい 買ったのに 」

と言ったら

「冗談ですよ、時々センサーの関係で

 開きにくくなってしまう時があるんです」だって。

離れた所で、私が アの前で踏ん張っているのを 

みていたのでしようね

 

押す・・・・ と書かれたドアを開けて 

出て行けばよかったのにね。

 

2001.12.04