真帆ちゃんのカタコト

 

携帯のベルが鳴って甥っ子が「これから伺います」と言う。

「あっくるの・・うん待っているね」

あれ・・一人で来るのか、聴かなかったけれど・・

やがて・・食事も終わった7時半過ぎに・・・

「こんにゅちゅわあ」のたどたどしい声。

あっ、あの暴れん坊が一緒だわ。

PCをオフにしないとまたやられてしまう。

慌てて、PCを閉じたら。

「ああーーやりゅう」だって・・・。

もう、二歳になろうとする・・真帆ちゃん。

この真帆ちゃんは、我が家へ来ると

なぜか、いつも私の膝の中にすっぽり座り込むのです。

そして・・その後、家中暴れ回るの。

ドタバタドタバタ。少しもじっとしていないのです。

私は、まだ孫がいないので、真帆ちゃんのドタバタに

ハラハラしてしまうのね。。

そしてね・・

私の膝へ、どっかり座り込んで、私の目を見て言うの。

「あんね。お邪魔タクシー〜お邪魔タクシー〜」

「えっ・・タクシーが邪魔したの?」

「フフ・・お邪魔タクシー」 両掌を上に上げながら、また、真帆ちゃんは言う。

甥っ子が・・「河原にいっぱいいたんだよなあ・・なっ真帆」

「河原に、あの広い所にタクシーがいたの?」

「そうだよな。真帆。河原にうじゃうじゃ居たよな」

「うん??・・・・・」

「オジャマタクシ」と真帆・・・。

「ああ〜そうか・・オタマジャクシ・・・のことね」

「真帆ちゃん。。オ・タ・マ・ジャ・ク・シ」と。。区切りながら言っても、

真帆ちゃんのの口から出ると・・お邪魔タクシーになってしまう。

 

そういえば、息子がこのくらいの頃

「トンボ殺し」だったなあ。

いくら・・「トウモロコシ」と言っても、「トンボ殺し」になってしまった。

チョット入れ替えただけで、とんでもない言葉になってしまうね。

こんなふうにいえるのも、子供の特権ね。

 

帰るときに車の中からヤッパリ「お邪魔タクシー」と

真帆ちゃんは元気に言ってました。

 

2002.04.01