8810

 

急いでいるのに・・・・・。

時間がないのに、前を走る白のセダンは。

40キロ以下で走行。

「ねえ・・急いでいるのだけれど」と言っても

まあちゃの声は、届かない。

「もたもたしているなあ」、などと生意気なこといいながら、

おとなしく付いていった。

バックミラーをみれば・・・・ズラズラと後続車がある・・

あーーどうしよう。。

黄色の線は道路の真ん中を

ズーーーット続いている。

ナンバー8810・・・ああ、パパ10歳か。

お年寄りなのか・・・。初心者なのか・・・・。

何も、マークをつけていないので、分からないけれど・・・

イライラしそう・・でも我慢。でも我慢。でも我慢。

 

あの橋を渡れば・・左折だ。

【どうか、左折しないで、真っ直ぐ行っちゃってね】

白のセダンはウインカーを出さずに、

信号を真っ直ぐ行ってくれた

「あっ曲がらなかった、やったね」と

独り言を言いながら

左折、やっとノロノロ運転から開放されて、

ヒューーンとまでは行かないけれど、

けっこうスピードをあげてしまった。

ノロノロの反動って、怖いものがあるね。

 

そして・・・二時間後

あろうことか、医大から主要道路に出たら。

「あれ、8810だ。」

またまた、出現、いったい何処を走ってきたのか、

用事を済ませて、戻ってきて、

再び、まあちゃの車の前に来てしまったのです。

なんと、縁のあること・・・・

だから、急ぐこともないので、のんびり走りました。

バックミラーには、一台の車の影もなかったわ。

正直、チョットだけ、イライラしたけれど、

イライラは事故の元・・そう言い聞かせて、

のんびりと走りました。

2002.08.30