ペンキ塗り

 

「あれ、開かない、なんで、どうして」

玄関のドアが内側から開かなくなっしまったのね。

おかしいなあと、いいながら、ベランダから外へ出て、

玄関へ回って、そっと開いたら、スルリと開いた。

あら・・自動ロックみたいだわ。

でも、中から開かないのじゃ困っちゃうねえ。。

鍵を分解して調べたら、小さな棒が折れていたのね。

鍵屋さんで、鍵を直してもらうか、

ドア自体を取り替えてしまうか・・

どうしようなあ。。

とりあえず、電話帳を開いて・・・

鍵・・カギ・・あったあった

『ロックM』

カギが壊れてしまったというと

「すぐ伺います」と来てくれたのはいいけれど、

来た人は、渥美清みたいな顔をしていて

「えっ分解しちゃったんですかあ、随分古い鍵ですねえ、

生産しているかなあ」と言う。

「ドア、取り替えちゃおうかな」と言ったら。

「木のドアだから、このまま使ったほうがいいですよ」

「そうですか、でも、ドアも汚くなってしまったし」

「塗り替えればいいですよ」

「えっ塗るんですか」

【塗るねえ〜】

そんなわけで・・・

今日、荒目のサンドペーパー・

ニューシールステイン・刷毛を買ってきて、

息子と二人で

そっとそっと、ゴシゴシゴシゴシ

サンドペーパーでこすって、

22年間の、ドアの垢を削り落とし

玄関前に、ペタリと座り込んで、

茶色の塗料、ニューシールステインを塗り始めたの。

シューシュースースーと塗っていたら。

左手さんが、階段の二段目に座って

高みの見物をしているのね。

だから、

「お客さん、そんなところで只見をしちゃダメよう」と言ったら、

「ハイハイ」といいながら、

二階へへ逃げていってしまった。

でもね。

塗り終わったドアは、

とっても綺麗になって玄関周りが

明るくなった感じなの。

【あーー塗ってよかったなあ】と思ったのです。

そして

ペンキ塗りがこんなに楽しいものだったとは、

だから、これから、

濡れ縁も塗ってしまおうかと思うのです。

 

終わってから、刷毛を掃除していたら、

息子に

「シンナー吸引しちゃダメダよう」って言われてしまった。

因みに、鍵の料金は。。30.000円ですって。

 

2002.0925