どうにか

 

今日で六日目。

紫煙をくゆらしていた日々から、逃げ出して六日目。

昨日も一昨日も、その前も、その前も、落ち着かなかった。

そして、今日もそわそわ少しイライラ。

胸の辺りの奥深くから何かが、

トントンって信号を送ってくるの。

「煙をちょうだいトントントン」って、

「うるさい・・トントンするな、煙なら送ってあげるよ」

そう言いながら

ネオシーダーを取り出して、「これって薬なのよね」と

呟きながらフィルターを舌でペロッとなめて火をつける。

煙を吸い込む・・・。

タバコの味なんかしやあしない。

う〜ん・タバコの煙を、吸いたいなあ。

そして、自分に問いかける

「何で禁煙に踏み切ったのよ」

【えっと、体に良くないからよ、心臓苦しくなるし】

「だったら、吸いたいなんていわないのよ」

【でも、すう〜〜はあ〜〜・・・したいなあ】

そんな自問自答の繰り返し。

ああ・・苦しいなあ辛いなあ、

ああ・・そうだ、禁煙対策何もしてなかった。。

このイライラソワソワを落ちつかせる

手立てがあるはず、

そして、薬局に行ったの・・・

48錠入りのニコレットと禁煙パイポを買ってみたわ。

ゆっくりゆっくり噛むんですって・・・・。

薬局の50歳を少し出たくらいの男性の店員さんが言ってた。

「ぼくもタバコやめようとこれを使ったけれど。タバコ吸いながら

ガム噛んでいたのでダメでしたよ。。六日間吸わなかったのなら

今から、このガムを噛めば、絶対やめられますよ・・・」って。

なんか、太鼓判を貰ったような気分。

なんか、暗示をかけられたような気分。

こうなったら、意地でもやめてやる。

今ね、ニコレット噛みながら・・・これ書いてるのよ。

誰かが、言ってたわ。

「公言した人ほどやめられないんだよなあ」って。

でも、どうにか六日が過ぎたわ。

自分との闘いって・・苦しいものなのね。

 

2003.05.24.(土)