携帯ストラップ

 

久しぶりにお友達から、電話があったのね。

「ご無沙汰デーース元気ですかぁ」って・・・。

「あのねえ、一杯話したいことがあるのね、会いたいなあ」

「そうねそうね、会いたいねぇ、」

「じゃ、あの時のあの場所で待っていますう」

なんてね、恋人同士みたいな会話を交わしたのよ。

約束の時間に車を走らせたのは、【ハーブガーデン】。

そこには、小奇麗なレストランがあって。

ハーブの美味しいお料理ががいただけるのね。

喋ること喋ること・・食べること食べること。。。

喋りながら、食べながら、飲みながら(ハーブティ)

よくまあ、二人とも、口も手も同時に動くものと・・

我ながら感心してしまったの。

職場のこと、同僚のこと、親のこと、夫のこと、仕事のこと。

いつまでたっても、話は一段落しないのよね。

 

そして

赤や黄や紫のハーブの花が咲き乱れる小道を

歩るきながら、葉を千切っては、揉んで鼻に近づけて、

ハーブの香りをかぎまわっていたの。

歩き疲れて、

木陰のベンチで・・またまたお喋り・・・・・。

そしたら、携帯が鳴ったの!!

「ハイッ・・・はい了解です」

電話を切ったら

彼女が言いました。

「えっもう終わりなの? あら、ストラップないの」?

「そうなの壊れちゃって」

「じゃこれあげるわ。あげようと思って持ってきたのよ」と

差し出されたのは。。。

パトカーと白バイのストラップ。

「わぁ〜かわいい」

「つけてみてみて、付けたら、電話かけるから」

「えっ・・・・・・?」

そしたら・・・・

着信音と同時に白バイとパトカーにチカチカと

赤いランプが付いたのね。。

「ええっーーーなになにこれえ」って

まあちゃはビックリしてしまったの。

「ふ〜ん可愛い・・いいねえ いいねえありがとう」と

携帯を切るのも忘れて。。チカチカを見ていたのね。

 

彼女が言いました。

次に会うときは、「手錠」のストラップあげるねって・・・。

彼女の携帯には手錠があった。

手錠は本物そっくりだったわ。

彼女曰く・・

好きな人と、小指と小指を繋げたいね・・・だって。

 

2003.06.17