不安って

 

電話が鳴った。

か細い声が、受話器の向こうから、聞こえてきた。

あっ、彼女だ・・・電話で声を聞くのは初めてだけれど、

彼女だとすぐにわかった。

「Nです・・・8日には、是非お会いしたい」と、言った。

 

この間、私は、

私に関わる ある事実を、10数人の目線の中で、話しました。

99%信頼できる場だったから、話してみました。

信頼は、100%ということはないから、99%なのですね。

「ラポール」・・・・・・。

信頼を、最も、重要視する、人たちだったから、

今、ここにいる、今の、私の想いを話したのです。

左手さんのことでもなく、義母さんのことでもなく、

全て、私自身にかかわることを話しました。

避けようのない、治療の方法もない 私の病が、

とんでもない方向へ、波紋を広げてしまって、

心に 纏わりついてくる 不安・ 苛立ち・謝罪の気持ち。

不安を奏でる音楽が、いつも耳元で鳴っていることを

話したのです。

鋭い、言葉の鏃で、心を抉られた痛みも話しました。

ゆっくりと たんたんと、時に、笑みを浮かべて、

話しました。

痛みを、重さを、分かち合えたわけではないけれど、

誰かに、何かが、伝わればいいな・・

そう思って話したのです。

 

その日の帰り道・・・・

Nさんが、私の後を追いかけてきました。

「私も、不安が、不安が、今、いっぱいなんです」

そう言って、駅までの道すがら、

ご自分の今、抱えていることを話始めました。

私が、話したこととは、まるで反対側の不安の内容でした。

「どう思う」と聴かれたけれど、

「言葉が見つからない。。ごめんね」と、私は言いました。

「いいの・それでいいの」と彼女は言ったのです。

 

そして、今朝の電話で、

「あの時の言葉、とっても嬉しかったんです」

興味本位に、聴いているのではなくて、

黙って、聴いてくれたからホント嬉しかったと言った。

あの時の不安は・・・杞憂に終わったとのことだった。

命を繋いでいく、お孫さんは、健常で生まれたという。

よかったね・・・私の声は涙声になってしまったのです。

 

でも、Nさんは、また、新たな不安が、生じてしまったという。。

だから、8日は、是非会いたいというのです。

 

不安って抱えれば抱えるほど。

不安が不安を呼んでしまうみたいよね

8日、彼女に会ったら、彼女に言うわ。、

悩まないでね、いい方法考えようよ。

悩まないで・・・考えようよ・・ねって、

そして、ニッコリ美人になろうよって。

 

私も、私自身に言いました。

漠然とした恐れを抱いていると・・・・呆けてしまうよって(*^^)v

さあ〜、元気を出して(^_^)

オイッチニオイッチにで前進だよねぇ。


2004.03.06