感謝の日・・3

 

 

今日は最終日

ガンバロウネ・・・

二人とも体調はいたって万全。

ちっともへこたれてなかったわ。

 

左手さんの作品を「左手の世界」として、開催しようと

話が出始めた三月半ばに、

パンフルートとアコースティックギターのユニット

「こんぺいとう」 のおかピさんから、

「左手さんの作品展を演奏で力になれれば・・・と考えました」

・・・・とメールがあったのです。

そして、「こんぺいとうブレンド」と名づけられた

コーヒーを豆蔵さんが提供してくださるとか。

 

もう、ビツクリなんで、どうして・・・・でも嬉しい(*^^)vヽ(^o^)丿

さっそく、「よろしくお願いします」と返信したのでした。

そして

25日にやりましょう・・・そんなやり取りがありました。

 

今日は、昨日とまったく違った雰囲気になるのよね。

どんな方たちが、このドアを入ってくるのだろう。

 

 

 

パンフルートとギターの音色。そして、コーヒーの香りが絵の中を流れる。

自然と頬が緩んできてしまって、どうしようもなかった。

10時過ぎに豆蔵さんが、コーヒーの器材 を持って現れた。

「はじめましてこんにちは」のあいさつもそこそこに、

豆蔵さんは、ミニキッチンへこもってしまった。スラリとした、寡黙な方でした。

 

 

そこへ、「こんぺいとう」のおかピさんと前田さんが

大きな荷物を抱えて入ってこられた。

そして、次々とこんぺいとうさんグループや、遠くからのネツトのお友達がきたり、

掲示板で、時々まあちゃに「カーツ」を入れる大先輩が来たり・・・・。

ゾクゾクゾクゾクと入ってきた(^^♪

ものすごい賑やかさ。(*^^)v

まずは、コーヒーを飲んでから・・・・・。

手前のおばあちゃは、五時間近くこの部屋に居たのよ。

そして、ずっと「言葉がでない」を読んでいたわ。

居心地がよかったのかなぁ。(*^^)v

 

 

 

音合わせをしている

おかピさんと前田さん、

あの右手のパンフルートから

そして抱えたギターから

どんな曲が流れるのだろう。

真剣な顔で打ち合わせをしていました。

 

 

「こんぺいとう」さんの演奏は、12時、1時半、3時と三回に分けて、

30分ずつ演奏することになっていた。

「恋に落ちて」「スィートメモリーズ」や「赤いスィートピー」「花」。

「シェルブールの雨傘」「見上げてごらん夜の星を」そして「故郷」等々を

全力で演奏してくださいました。

 

 

 

 

澄んだ音色を左手さんの絵も、じっと聴いていたわ。

展示された絵の空間を流れる曲に耳を傾けながら

右端の絵から順に目線を送っていたら、

絵がかすんできてしまった。泣くはずではなかった。

喜びの日なのに、こみ上げてくる熱いものは

抑えようがなくて、涙を零してしまったのです。

旧友が、なんとタオルを差し出したのよ。

せめて、白いハンカチだったらよかったのにね。

 

 

そのうち、写真教室の方がご夫妻で見えたり、

旧友が来たり、こんなに沢山の方に

曲を聴ながら左手さんの絵を観ていただけました。

左手さんも額に汗をいっぱいかきながら

「おいでいただいてありがとうございます。

これからも絵を描いていきます」と

はっきりと挨拶してくれました。

練習した甲斐があったね。(*^^)v

 

 

まあちゃは、「赤トンボ」をリクエストしていたのです。

こんぺいとうさんに「歌ってください」とお願いしたら、

こんぺいとうさんは「なんて、わがままな人〜〜」なんてニコニコ言いながら、

でも、皆さんとともに歌っていただけました。

挨拶のときに、「赤トンボ」のリクエストの理由を

話そうと思ったけれど、

きっと目に汗を、また、かいてしまうだろうと思って、言わなかったのです。

「赤トンボ」の歌は、車椅子に乗った左手さんが、

苦しいリハビリに励んでいた頃に、

病院の廊下の窓から見えた真っ赤な、真っ赤な夕焼けを見ながら

二人で歌った曲だったのです。

 

 

 

演奏も最終に近づいた頃。

パンダさんの提案だと言って、

一枚のビラが配られました。そのビラには、

左手さんが絵を描き始めた頃に描いた。

ジジ・ババの絵が添付されて

「二人は80歳」の歌詞が書き込まれていた。

びっくりしてしまった。

こんなふうに、素敵に仲良く年を重ねてね、

という意味を込めて、

左手さんとまあちゃに送られた歌でした。

軽快なテンポなのに・・・・・なぜか片隅に

哀愁があって・・・会場では、ニコニコ笑って、

首を振り振り歌っていたのに、kimurakoさんから

送られてきたビデオをみて、

左手さんも、まあちゃも,涙目になってしまいました。

 

 

 

会場設営には、三時間以上もかかったのに、

お越しいただいた方にお手伝いいただいて

なんと30分ほどで、

全てが片付いてしまいました。

そこで左手さんが一言言いました。

「手持ち無沙汰の人が居るよ」(@_@。

なんと、難しい言葉言ってのけました。

皆様のお陰です。

本当本当にありがとうございました。

 

 

この日の為に、多くの方に、温かい言葉と、励ましと、ご協力、

そしてお気遣いをいただき、無事に終了できたこと、心から感謝申し上げます。

作品展が多くの方に観ていただけて、こんなに幸せなことはありません。

この「左手の世界」作品展で、同じように障害を持つ家族の方とも

切なさ、悔しさ、「乗り切ろうね」という心を分かち合え、

まあちゃは、感謝・感激・感動・感涙の中に居ました。

左手さんも、何かが、梳きほぐれて、

言葉数がこの頃多くなってきたように思えます。

これは・・・とても・・・不思議です。

「言葉、分かりますよう」と言われたことが、何よりも嬉しかったようです。

自信を持った・・・そんな感じがします。

自分が主役」は、10数年ぶりの体験、自分のために、こんなにも、

多くの方にお越しいただけた。

それが、もっと、何か、やれるのではないか、という、

自信に繋がっていったようです。

二人で・・・「夢のようだったね」と話して居るのです。

そして、少しも疲れがないのです。

バタンキューの予定だったのに、これも不思議です。

それだけ、左手さんとまあちゃは、「癒しの空間」にいたのだと思うのです。

このまま、夢で終わらせないように、また二人で、ノッタラこと歩いていきます。

一歩前進二歩後退だった日々は、三歩前進一歩後退そんな気がします。

 

 

 

「これからも描いていきます」の言葉のとおり、

今、描きかけている、長野県の白駒の池原生林の絵です。

これは、今までで、一番大きな絵になります。

これが、どんなふうに描きあがるのか、待っていてください。

左手さんも、まあちゃも、作品展を開催してよかったと心から思っております。

これからも、皆様からいただいた温かい言葉を抱いて、「心の絵」を

左手さんは描いていきます。

ご支援、・ご協力・遠い街からのエール本当にありがとうございました。