旅へ

 

6年前の3月に初めて、京都へ一人旅をしたのね。

「少し、一人の時間を持てば」と息子が言ったからだったわ。

石峰寺の、枯れ葉に埋もれる羅漢様を撮り、

静寂な竹林のなかにまあちゃも蹲り、

羅漢様と対話しながら、

竹が、「ピシッ」と鳴く音を 初めて聞いたときだった。

そして、

嵯峨野の、まだまだ冬枯れの姿の直指庵へ行ったわ。

あそこには「想い出草」というノートがあって、

いろいろな心の中が書かれていたのね、

だから、まあちゃもチョットだけ書いてみました。

誰もいなくて、ぼんやりと縁側に座っていたら、

奥様が出てきて、

「あるがままに生きていくそれが大事よ」と言ったわ。

あのときの、まあちゃの顔つきは、

きっと、打ち沈んでいたのだろうね。

「あるがままにいきる」

その言葉を、何回も口の中で繰り返しながら、

嵯峨野を自転車で飛び回ったのよね。

そしてね、最近ね

また、あの竹林の中の羅漢様を撮りたい、

その想いが募ってきてしまって、

雨の中の羅漢様になるかもしれないけれど

それもいいじゃない・・・そう思って

26日〜28日まで、yukioと行くことにしました。

石峰寺のことを掲示板へ書いたときに、

ステーキさんが

「お二人でいらっしゃれば案内しますよ」と言ってくれたのです。

yukioは、最初は

「一人で行って」というようなことを言っていたけれど、

「行けば,囲碁ができるよ」と言ったら、

「ええぇーーーっ行くう〜」と言ったわ。

だから、

背中を切ったりして、まだ抜糸もすんでいないけれど

二人でへ行って来るね。身体はシャンとしないけど、

心をシャンとさせて、羅漢様と対話してくるね。

 

2007.06..22