故郷

 

故郷というと、列車に乗ってとか、

車を何十キロも飛ばしてとか、そんなイメージが有るけれど

でも、生まれ育ったところが「故郷」って言うのだろうね。

今日ね、車を8キロ弱飛ばして、

「故郷」へお墓参りに行ったのね。

そして、お参りを済ませてから、お寺の境内に車を置いて、

細い、山際の道をこけないように歩いて

コスモスの咲き乱れる畑中の道を歩き、

ススキの揺れる野原を突っ切って、

懐かしい以前の散歩道を歩いてみたのね。

どんどんどんどん歩いていったら、

まあちゃたちが住んでいた家が、眼下に見えてきたわ。

今では、Nさんが住んでいて、

窓に白いレースのカーテンが揺れていたの。

あの家の中で、どんな生活をしているのかなあって思ったわ。

もしも、あの家を、追い出されるように取り上げられたとしたら、

きっと、涙ぐみながら見下ろしたのだろうね。

だから、家に向かって「元気でやっているからね」って、

そう、小さな声で言ったわ。

「コッチモタノシクヤッテイルヨ」・・・と。

そんな声が聞こえたみたいだったわ。

そしてね

お寺へ戻る道筋で、「ムカゴ」を見つけたのね。(^^♪

掲示板で、お友達が、散々騒いでいた、

あの「ムカゴ」があったのよ。

もう、終局に近づいているのか、葉っぱは、黄色くなっていて

触っただけで、ポロポロと、ムカゴが落ちてしまったわ。

だから、そっとそっと摘んで、収穫したのです。

「故郷」はやっぱり優しく、まあちゃたちを迎えてくれて、

摘みたかった「ムカゴ」にあわせてくれたわ。

ムカゴの場所、ちゃんと覚えておかなくちゃね。

今夜は、「ムカゴご飯」にしようかな。

 

2007.10..25(木)