手習い

 

今頃になって、何かを始めたくなったのよね。

色々なことに手を出したくなったけれど

とにかく不器用だから、和洋裁は、絶対にだめ。

まだ、子供が、中学生の頃、制服のボタンが取れてしまって、

あわてて、ボタン付けをするのね。

「はい、付けたよ」と差し出すと、

息子はね、不安そうな顔をするのよね。

だから、

「ちゃんと付いているよ」と言ったわ。

数日後、息子が何かやっているのね。

何をやっているのかと思えば、「制服のボタン付け」

えっ!!と思ったのね

「お母さんがつけると直ぐに取れるから自分でつける」

あ〜何で取れるんだろう。

学生の頃の洋裁の時間、

サボっていたものなあと大いに反省したの。

そんなときに、

友達がもパン作りの教室に行こうよ」と誘われたのね。

だから

夫さんに「パン作りの教室へ行ってくるね」と行ったら、

間髪をいれずに

「そんなところへ行かないで、

ボタン付けの学校へ行けよ」って言われたのよね。

「そんなぁ」と思ったけれど、

言われても仕方ないなあって、あの頃思ったのよね

友達にそのことを話したら、大笑いされて・・・。

「ボタンを付けるときには、

アシを作らなくちゃ」って言われたのよね

「アシ?」

「そう、ボタンと布の間に隙間を作るのよ」

「あーーーーそうかぁ」

そんな、まあちゃだったのよね。

それからは、ボタンを付けても、落ちなくなりました。

だから、

今回始めたことは、和洋裁は絶対にダメだから、

紙粘土でお皿や籠を作ったり、

編み物も始めてみたわ。編み物は、一本の糸が

形になっていく、それが、とても面白かったからなのね。

粘土を捏ねたり、毛糸を編み進めていると・・・。

なぜか無心になれるのよね。

煩わしいこと、忘れられるみたいだわ、

紙粘土のお皿の形が歪んでしまったり、

編み物のも目数が合わなくなったり

四苦八苦するけれど、「無心になれる」・・・。

そのことがとても嬉しいのです。

作品が、上手にできるようになったら、

ご披露させていただきますね

みたくないと思うけど、そのときはみてみてね・・・ねっ。

 

2007.11.25