花子

 

愛猫の花子が家を出て二週間が経った。

何処でどうしているのか、雨露はしのいでいるのか。

ご飯を食べているのか・・・。

やせ細ってノタノタと動き回っているのだろうか。

雨の中を追い立てられていないだろうか。

色々な想いがこみ上げてくるとたまらなくなり、

涙がこみ上げてくる。

だから、

哀しい切ない姿は思い浮かべないことにしよう。

きっと、花子は

自分の意思で、この家に別れを告げた。

そう、きっとそうだ。そうに違いない。

この狭い、部屋の中だけの世界から。。。

自由な広い広い世界へ飛びだしていった。

きっと、自由を満喫しているのだろう。

そして

その自由に飽きればこのマンションの近くへ戻ってくる

きっと、戻ってくる、

その日のために、マンションの見回りは欠かさない。

「花姉ちゃん」がいなくなってしまったから、

マークは寂しそうだ。

今日も花子のトイレの傍で寝ていた。

花子が無事に戻ってくること願うのみだ。

2010.10.30