2月29日

 

  干からびた大地に雪が降りしきり

            歩道にルンルン赤い傘行く

 

 

4年に一度の2月29日は、雪が降りしきる朝だった。

外を見たら、赤い傘をクルクル回しながら

学童が楽しそうに歩いていた。

午後になって小降りになって、今はもう消えていきそうな雪・・・。

春の雪はどんなに降りしきっても、淡くすぐに消えていってしまう。

春の淡雪に願い事を問いかけると・・・『叶う』なんていう話を

思い出して・・・・ひとつの願い事降りしきる雪に投げかけた。

願いが叶えばいいな。

降りしきる雪の中を傘も差さずに歩いたら

瞬く間に髪も肩も胸元もお腹も真っ白。

なんか懐かしい冷たい感触だった。

何十年も前の

母の暖かい手の感触が

頬によみがえった。

この冷たい感触。温かな手の感触覚えておこう。。。

 

2012.02.29(水)雪