意思疎通

 

失語症は、意思疎通がうまくいかないことが多いけれど、

今回ほど、失語症の恐怖をかんじたことはなかった。

30日の早朝午前4時ころのこと・・・・・。

夫は、脂汗をいっばいかいて、「痛い・・・」と腹部を押さえ

「デナイ」と言った。「ウンチが出ないの」と問うと

「うん、」と返事をしたから便が出ないと判断した。

前立腺肥大の病気を持っているのに

尿のことは頭からスッカラカンと忘れてしまっていた。

休日診療へ受診したら、「りっばなぺんぴ」と言われて

下剤をもらい飲んでみたら、翌日、1日に見事に水便がでた。

これで楽になると思っていたのに、

ますます苦しそうな状態になってしまった。

素人判断で

『便が出たのだから様子を見て』などと、生意気なこと考えてしまい

受診をながびかせてしまった。でも、あまりに状態がおかしいので

2日の午後かかりつけに受診したら、X線検査の結果。

『腸閉塞』と言われた・・・・・・。

『そんなぁ」と水便が出て便が出たのに『腸閉塞?」

すぐに紹介状を書くから・・・狭山市のS病院へ行くように言われた

時刻は午後4時、外は土砂降り。

こんな中、二日間の寝不足状態では、とてもとても運転は無理だ。

タクシーを呼んだら女性の運転手さんで、

親切に道順を説明しながら連れて行ってくれた。

S病院で、CT と血液検査を受けた結果。

クレアチニンの数値が「7」をしるしたので、

これは

「人工透析を受ける数値で腎機能が低下している」と言われた。

息を呑む驚きだった。

すぐに、尿管カテーテル。

おしっこが゛でるわでるわでるわ。

一時間ほどで2000CCほどでた。

「苦しかったろうなあ辛かっただろうなあ』と

気づかずににいたことを深く深く反省。

「点滴を続け尿の出をよくするために数日、入院してください」と

言われてしまった。

オシッコがどんどん出て行ったので、

夫は、気分がどんどんよくなっていったようだった。

笑顔も久しぶりに出てきた。

 

30日の朝

「痛い。出ない」と訴えられたときに

ワタシは

「尿 ?」 「便 ?」と書くか、

夫に絵を描かせればよかったとつくづく反省した。

失語症で症状をうまく伝えられ無い夫

間違った判断をしてしまったワタシ。

『恐ろしさ』を感じた。

もしも、もっと気づかずに放っておいたら

膀胱が爆発したかもしれないのだろうな、

早く処置をしてもらえたことに感謝感謝の気持ちでいっパイ。

これからの対応を勉強せねばとつくづく思った。

今は、食欲モリモリで顔色も顔つきもとてもとても良くなった。

ワタシのことを心配するほどになってきてくれた。。

連休明けには退院できそうだ。

 

2012.05.04(金)