じゃあね・・・。

 

 

 

マンションへ移ると決めて、

玉子がヒトリだけ、除外されてしまったのよね。

玉子には、本当に申し訳ないと思ったの。

せめてもの、償い・・そんな気持ちで、

和歌山県那智勝浦町井鹿に在る

老犬ホームmomo

玉子を預けたわ。

旅立つ前日にシャンプーをしたら、

何か考え込んでいるみたいだったの。

   

自分が置かれた立場を

理解しているのではないと思うけれど、

何となく、そんなふうに見えてしまったのよね

「イツモトチガウワ」そんなふうに・・・・。

 

お家の中の温かな所に

いつも居るパータは

玉子が、お家の中にきたので

嬉しくて

頬ずりをしていたのよね。

玉子は迷惑がっていたわ。

 

 

こんなふうな別れもあるのだなって思ったのよね・・・・・。

飼い主の都合で、遠い街へいかされてしまう。

不憫だと思うの。

でもね、MOMOさんのオーナーと話していると

まあちゃは、泣き出してしまったこともあったけれど

優しい語り口にとても癒されたわ。

オーナーさんが言っていたわ、

「玉子ちゃんは、ニンソウというか、犬相が良い子ですねえ」って、

「犬は、飼い主に似るというから、玉子ちゃんを見ていると

飼い主がどんな方なのか、

おおよそ見当がつきますよ」って言っていたわ。

翌日は、なかなかエサを食べなかったみたいだった。

今夜は、三日目の夜を玉子はMOMOで過ごすのよね。

4日目。5日目。一週間、一ヶ月・1年・・・。

そんなふうに月日が流れて

玉子は、MOMOの一員になっていくわ。

今生の別れではなくて、

会いたければいつでも逢いに行ける所に居る

それがとっても、今は救いなのね。

だから

羽田で・・・・玉子に

「じゃあね、またね逢いに行くからね」って言って見送ったわ。

2007.02.16